4軒の共同住宅である。敷地の形状は不定形で、周辺環境もボイドがあったり密接したり、複雑な状況であった。そこで3層を貫く壁柱を用い、周囲の雑多な状況との距離を測りながら、都市との接続と分離を試みた。壁柱が都市においてパブリックとプライバシーの境界を制御する役割と都心の中に林立する森を創造させるような集合住宅である。
撮影:坂下智広
・敷地面積 379㎡
・建築面積 123㎡
・延床面積 344㎡
・階数 地上3階
・構造 RC造
・主要用途 共同住宅
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